密葬というのは親しい間柄のみで執り行う小規模な葬儀のことです。家族葬や直葬がそれにあたります。家族葬は故人との別れに集中することができ、小規模なので費用が抑えられるというメリットがありますし、直葬は通夜と告別式を除いて火葬のみを執り行うという内容です。
宗教にこだわる必要もなく、費用も抑えられるというメリットがあります。しかし、注意点もいくつかあります。親しい間柄しか呼ばないため、後から密葬を行ったことを知らされた人もが自宅へ弔問に訪れてくれることがあります。
そのため、しばらくの間は複数の人が別々にきたり、香典返しの用意が必要になってくる可能性があるので遺族の対応が大変になる可能性もあるので、万一そのような対応が難しい場合によっては密葬を終えたことを報告する時に弔問は辞退する旨もきちんと説明するようにしてください。
人にはそれぞれ好きなことや好きなものというのがありますので、子供の頃から好きなものもあれば大人になってから好きになったこともあります。また高齢になってから好きになったことやものもありますので、人生の終わりでする葬儀にはその人の好きなことやものですることもできます。
たとえば音楽が好きな人であれば葬儀会場にその音楽を流したり、好きな楽器を葬儀会場に置くこともできますのでその人が音楽好きな事がわかります。また海が好きな人には海をイメージした葬儀をすることもできますので、葬儀の会場をすべてブルーにしたり会場に船の形をした飾りをおいたりもできます。
これなら人生の最後である葬儀でも好きなことやものに囲まれて送ってもらうことができ、好きなことやもので送ってあげることができれば思い残すことがない葬儀となります。
葬儀に参列する際には、適切な服装、そして適切な小物の持参が必要になります。就職活動と同様、その場にぴったりのものが決まっています。まず例えばふくさがあります。不祝儀用であれば、ふくさの色は地味な紫や緑、藍色や灰色などが無難です。
女性の中には、手袋を装着する方もいますが、もし使用するなら派手なものは避け、黒のみ、さらに布製のものを選びましょう。また、焼香の際には外しましょう。もしハンカチを持参する際には、無地のもの、さらに黒や灰色や白といったものをそろえましょう。
日傘、雨傘も同様に地味な色を使用しましょう。注意するのは何も見えるものだけではありません。香りや音といった見えないものにも気を付けましょう。きつい香水お香の香りを邪魔するのでご法度です。同様に、アラームや形態の着信音は厳粛な雰囲気を崩してしまうので事前に電源を切っておきましょう。
恥をかいて、さらに故人に無礼なことをしないようにきちんとこれらの点を踏まえて葬儀に参列するようにしましょう。
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